<<救急医療活動>>

野田市における救急医療体制

昭和40年前後に全国各地で「救急在宅当番医制度」が発足した。

野田市でも昭和40年10月より、「休日輪番制野田市当番医制度」が始まっている。
まずは、日曜日および、祝祭日の休日のみ実施され、診療科目は内科(小児科)、外科、産婦人科の3科にわたり、各1ヶ所が当番医となった。
二次救急医療は、救急病院が担当していたが、市外の近隣病院に搬送されることもかなりあった。
昭和56年7月1日からは、野田市救病センターの建設と同時に急病センターで診療を始め、内科(小児科)は、9:00〜16:00までは在宅診療とし、夜間の19:00〜22:00までは、急病センターに出動し診療する体制であった。
なお、平日夜間診療(一次)が懸念であったが平成3年10月12日より、会員有志の先生方による土曜日19:00〜22:00まで輪番制在宅診療が始まることとなった。その頑張りにより、平成11年6月1日より、平日夜間診療として19:00〜22:00まで市の救病センターで会員の輪番制にて始まることとなった。これにより、年間を通して毎日19:00〜22:00までの一次救急医療体制ができることとなった。
休日等、一次救急により入院などを要する場合は、病院群輪番制(待機病院)による救急医療体制が組まれている。
また、二次救急医療(24時間体制)に関しては、昭和60年4月より、市と市内総合病院が地区医師会の推薦により委託契約をし、平成11年4月1日よりは診療科目も増え、医師をはじめ医療スタッフも増強され、より充実した体制となっている。

現在の野田市医師会の一次救急、二次救急医療体制は次のようになる。

・日曜休日等当番[内科(小児科)、外科、産婦人科] 一次救急

(日曜休日等)
内科
9:00
〜16:00
在宅診療[21施設輪番]

19:00
〜22:00
急病センターにて診療
外科
9:00
〜16:00
在宅診療[13施設輪番]

19:00
〜22:00
産婦人科
9:00
〜16:00
在宅診療[7施設輪番]

19:00
〜22:00

上記日曜休日等救急診療のための待機病院


9:00 〜22:00 在宅診療[5施設輪番 1日2施設]

・平日当番[内科 (小児科)] 一次救急


9:00 〜22:00 急病センターにて診療[24名の会員輪番]

・24時間二次救急医療 [小張総合病院]


年間 365日 24時間体制による二次救急医療

一次救急医療機関の診療時間外においては、
初期診療も含めた救急患者の診療にあたる。

このように野田市では、平成11年6月より1年365日 (19:00〜22:00) 内科、小児科の一次救急、夜間診療が、また24時間二次救急医療機関が確保されており、医師会では会員の協力と行政との連携を高め、今後も救急医療に頑張っていきたいと考えています。

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<<訪問看護ステーションの運営>>

野田ひまわり訪問看護ステーション

野田市医師会立野田ひまわり訪問看護ステーションは、平成7年10月12日県知事の指定を受け同月16日事業を開始した。
高齢化社会を在宅医療に向け、平成12年4月1日より介護保険の運用も始まり県下各地に老人訪問ステーションが設立された。
当ステーションは県下で22番目の指定であり、また医師会立としての設置形態としては、県内では最初のものである。
訪問看護に携わる従業員は平成14年4月1日現在、常勤者2名 および非常勤者5名の計7名である。
年間利用者数は454人で、月平均45人であり、逐次増加の傾向にある。利用者の主傷病は、循環器系疾患(脳血管疾患、高血圧および心疾患)が最も多く(約60%)、次いで悪性腫瘍(約15%)、精神および行動障害(約8%)の順となっている。
利用者は、市内の医療機関からの紹介がほとんどで、他に市外の医療機関からの紹介およびケースワーカーや民生委員等による依頼者も含まれている。
訪問看護ステーションの運営については、より円滑なる運営を図るために運営委員会(担当理事を含む10人の医師、ステーションの看護婦3名、事務1名)を開き、諸問題につき協議を進めている。
最後に訪問看護ステーションの損益状況については、平成10年度は諸先生方の協力により、見込み数を上廻った利用者数となり、余剰金は次年度に繰り越せる状況にまでなっている。

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<<野田准看護高等専修学校の運営>>

昭和18年より始まった看護婦養成事業は当初、野田市の財団法人興風会が教育事業の一環として運営をしていました。
現在の野田准看護高等専修学校は、昭和27年4月野田市医師会付属准看護婦養成所として開校し、昭和30年4月野田市医師会付属准看護婦学校と名称を改めました。
昭和34年10月に医師会館兼准看護婦学校の建設をしましたが、さらに昭和56年3月野田市保健センターの四階に医師会事務局と准看護婦学校を新設、名称も野田准看護高等専修学校と改め、教育環境の整備向上に努めました。
当初60名であった総定員数も現在は80名となり、卒業生は1694名に至っています。
職員数も6名に定着し、実習病院の拡大と教育内容にも一層の充実がみられてきました。社会的背景の変化に伴い、応募者数の増加、特に男子生徒の増加や、医療機関で働きながら学業に励むいわゆる勤労学生の減少傾向など最近の特徴ともいえます。
近年は、進学希望者が徐々に増え、向学の念が年々高まりつつあることは喜ばしいことであります。
今後も社会的ニーズに応えられるよう、会員、教員および実習病院との連携を高め、資質の向上にむかって一層の努力をいたしたいと思います。

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<<小児期における生活習慣病対策委員会>>

当市では一時、肥満傾向の児童数が全国平均を上回った時期があり、これを踏まえて昭和58年度より教育委員会、医師会、市、保健所、PTA代表が集まって小児肥満傾向対策委員会が設置され、生徒・保護者への指導啓発、中高度肥満児に対するサマーキャンプ指導等、幼児から小中学生に対する肥満傾向対策事業がなされて、一定の評価を得られるだけの成果をあげてきた。
これを推し進めて肥満に限定せず小児成人病全般に対しての対策に取り組むため、平成6年度より名称を野田市小児成人病対策委員会と改めて指導対象を広げることとした。この一環として、まず、高度肥満児に対する公費での高脂血症等脂質異常の検索を中心とした血液検査を導入した。その後血液検査の対象者を、全市の小学生4年生と中学1年生全員に広げ検査するような我が市独自の小児成人病対策事業のフローチャートができ上がり、委員会の名称も平成10年度に「小児期における生活習慣病対策委員会」へと変更され、現在に至っている。
また、会設立当初より行われてきた肥満傾向時へのサマーキャンプは、当初3日間の寄宿型であったものを通い型に改め、期間も2日間に圧縮し運営の効率化とより多数の児童・保護者が気軽に参加できるよう工夫しながら実施されている。

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