最近の医療では、病気の診断だけでなく、病気の予防、早期発見、初期の治療に重点がおかれています。 そのためには「かかりつけ医」として、日常的に気軽に診療や健康診断を受けることができる近くの診療所が必要です。 「かかりつけ医」には過去の診療データや特異体質などはもちろん、生活状況や、職種、住環境、家庭環境などの大切な 医療情報が蓄積されています。 したがって病気に対して、迅速に具体的に説明を行い、必要かつ適切な医療が提供でき、納得のいく診療が可能となります。 ですから、一人ひとりが、気楽に診てもらえる「かかりつけ医」を持つようにしましょう。




たとえば、あなたの健康を気軽に相談できるパートナーです。

過去の病歴や持病など、あなたの全体像をしっかりと把握している「かかりつけ」は、あなたの健康を生涯にわたって気にかけてくれる「パートナーです」

たとえば、あなたの病状と専門医を結びつけるアドバイザーです

どこかに変調が起きたら「かかりつけ医」に相談しましょう。これまで身につけた幅広い知識と技術をもとに診察してくれます。必要があれば適切な専門医にあなたを結びつけてくれる「アドバイザー」です。


たとえば、あなたの家族の健康状態を把握したコンダクターです。

あなたとあなたの家族の健康のあり方を考え、いろいろな病状に対応してくれるかかりつけ医」は、家族というオーケストラが健康というハーモニーをかなでるための「コンダクター」です。


妊娠/出産

赤ちゃんの「かかりつけ医」はもう決まりましたか?近くにあって、お散歩や買い物の途中に気軽にみてもらえ、何でも相談できる先生が、赤ちゃんにとっての「かかりつけ医」です。
学齢期

団体生活の始まりです。ポリオや結核、日本脳炎などの伝染病は予防接種が守ってくれます。また、心身の成長期でもあり思春期も迎えます。他人と比べて密かに悩んで落ち込む子もいます。こんなときこそ早めに「かかりつけ医」に相談して下さい。
結婚

「結婚おめでとう今日から私があなたのかかりつけ医です」幸せなファミリーの第一歩は健康への取り組みから・・
かかりつけ医も夫婦単位が良いでしょう。


壮年期

心理的な社会的なストレスの高まる年代でもあり、心と体の両面からの治療が大切です。体に変調を感じたら、気心の知れた、いつもの「かかりつけ医」にすぐ見てもらいましょう
 

老後
「かかりつけ医」は寝たきりにならないための細やかな健康指導や、訪問看護などの在宅医療における中心的な役割を担っています。





   

 
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